国税局職員が関与していた給付金不正受給事件で、指示役をしていた元大和証券社員・中峯竜晟(なかみねりゅうせい)被告について調査。中峯りゅうせい被告はTwitterのプロフィールに学歴を記載していました。詳しく見ていきます。





中峯竜晟(なかみねりゅうせい)のFacebook「海外で学んだ金融知識を悪用」
中峯竜晟被告のFacebookを特定しました。上の画像が中峯りゅうせい被告のフェイスブックになりますが、基本情報に「東京都三鷹市在住」や「明治大学出身」の記載がありました。
また、報道時に使用されている中峯竜晟被告の顔写真を見ると左目の下にホクロがあります。
画像:Facebookに投稿されていた写真
Facebookに投稿されている画像を見ると、左目の下のほくろが一致するため中峯竜晟被告本人のフェイスブックで間違いありません。
画像:外国人と写る中峯りゅうせい被告
中峯竜晟被告は中国や韓国、シンガポールなど様々な国に旅行に行っていました。普通に友達と旅行にいったり、留学もするなど海外から多くを学んでいました。
画像:2018年8月の投稿
中峯竜晟被告は、香港に行き金融の勉強をしていました。金融や投資の勉強に熱心なことは良いことですが、海外で学んだ知識を悪用して詐欺を働いたことは決して許されることではありません。
中峯竜晟(なかみねりゅうせい)Twitter
画像:中峯竜晟被告の顔画像
中峯竜晟被告プロフィール
名前:中峯竜晟(なかみねりゅうせい)
年齢:27歳
出身:東京都三鷹市
職業:元大和証券社員
元大和証券社員で、2億円にも及ぶ給付金詐欺事件の指示役をしていた中峯竜晟被告(27)。中峯りゅうせい被告は本名でツイッターをやっていました。
ツイッターアカウントの作成日は2013年2月。プロフィールには「4月から明治の小学部行きます!」と記載されているので、2013年4月の時点で大学生(18歳)であることがわかります。
現在2022年6月時点の中峯竜晟被告の年齢は27歳。9年前の2013年に18歳だったことも一致するため本人のTwitterで間違いありません。
いつも急すぎるー
ドライブー!玉川 pic.twitter.com/m9GkP5KFUd— 中峯竜晟 (@tyuhooo) March 3, 2013
ふうとはやとまさとけい太郎とレミゼラブルからのボーリング!!
太郎カッコつけてかえったのにもどってくるという笑 pic.twitter.com/A2cIXwZy2h— 中峯竜晟 (@tyuhooo) March 4, 2013
中峯りゅうせい被告のTwitterを見ていくと、友達が多くいました。友達とドライブにいったり、飲みに行ったりボーリングをするなど大学生活を楽しんでいました。
スノボー楽しかったーー!!
川下(中峯被告の友人)と大クラッシュしすぎて身体がめちゃ痛い。
うまくなったしまた行きたいね!
中峯竜晟(りゅうせい)ツイッターから学歴判明「明治大学商学部」
中峯竜晟被告は、Twitterで学歴を公表しています。
・鷹六→東京都三鷹学園 第六中学校
・駒場→東京都立駒場高等学校(偏差値 60~67)
・明治→明治大学 商学部(偏差値 62.5~65)
画像:中峯りゅうせい被告の卒業校・駒場高校
中峯竜晟被告の高校は駒場高校でかなり頭の良い高校。さらに名門、明治大学に進学し卒業後は大和証券に就職しエリート街道まっしぐら。
また、中峯竜晟被告は明治大学でも野球部に入り合宿に参加したり、先輩に奢ってもらうなど可愛がられていたようです。
大和証券元社員・中峯竜晟被告の給付金詐欺事件概要
新型コロナウイルス対策のための持続化給付金を不正に申請し、東京都国税局職員ら7人が逮捕されました。余罪を含めて2億円を超える給付金をだまし取ったとされています。
指示役として、中峯竜晟被告(27)、浜口正太被告(26)、中村上総被告(24)の3人がすでに逮捕起訴されています。主犯格とみられる人物は海外に逃走中。
画像:詐欺グループの構成
現在逮捕起訴されている人物はコチラの7人
・中村上総被告(24) 東京都国税局元職員
・中峯竜晟被告(27) 大和証券元社員
・浜口正太被告(26) 会社役員
・塚本晃平容疑者(24) 東京都国税局・鶴見税務署の職員
・佐藤凛果容疑者(22) 不動産社員
・中島佑樹被告(26) 会社員
国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとして、東京国税局職員ら7人が警視庁に逮捕された事件で、大和証券の元社員、中峯竜晟被告(27)=詐欺罪で起訴=が「投資関係の知人から給付金を不正受給して投資に充てる手法を紹介された」と供述していることが3日、捜査関係者への取材で分かった。
給付金は2020年5月、申請受け付けを開始。警視庁は同じ頃に不正の手口を知った中峯被告が他のメンバーに詐取の具体的な手口を発案するなど中心的な役割を担ったとみて調べている。
捜査関係者によると、中峯被告は投資セミナーを主宰。このセミナーに19年1月ごろ、東京国税局職員の塚本晃平容疑者(24)とその幼なじみで東京国税局で同期の元職員、中村上総被告(24)=詐欺罪で起訴=が参加したことがきっかけでグループが結成された。
中峯被告は別のグループから、詐取した給付金を暗号資産(仮想通貨)関連事業への投資の原資にする手法を教わったとみられる。逮捕された7人は大学生や高校生らに虚偽の確定申告書を対話アプリ「LINE(ライン)」で送信。印刷して税務署で受領印を押してもらい、控えを給付金申請の資料として使っていたとみられる。
7人は20年8月に埼玉県の男性(19)=詐欺容疑で書類送検=が新型コロナの影響で収入が減った個人事業主だと偽り、給付金100万円をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕された。約200人分に当たる計約2億円の不正受給に関与したという。
警視庁は、7人のうち塚本容疑者と会社員の佐藤凜果容疑者(22)の計2人のみ氏名を発表している。〔共同〕
引用元:日経経済新聞
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